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インドネシア (INDONESIA)

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インドネシア (INDONESIA) : 

公式国名、インドネシア共和国(Republic of Indonesia)。東南アジア南部に位置する共和制国家。面積、1,919,440平方`。人口(2012年推計)、247,000,000人(世界第4位)。人口密度、124人/平方`。1998年の推計では212,940,000万人、2010年は237,641,326人と、順調な増加を見せている。首都はジャワ島に位置するジャカルタ

居住民族は、大多数がインドネシア人(マレー系が直系祖先)、他に約300の民族がいる。内訳はジャワ人45%、スンダ人14%、マドゥラ人7.5%、沿岸マレー人7.5%、その他26%、中国系約5%。言語は、インドネシア語が公用語。宗教は、イスラム教87.2%、プロテスタント7%、カトリック2.9%、ヒンドゥー教1.6%、仏教0.72%、儒教0.05%、その他0.5%。

東南アジア、太平洋とインド洋との間にあるマライ諸島の大部分を占め、東西に5,110`と非常に長く、世界最多の島嶼を抱える国である。赤道に跨る13,466(数は2013年に人工衛星により算出)もの大小の島により構成される。また世界最大のイスラム人口国としても知られる。

島々によって構成されている国家である為、その広大な領域に対して陸上の国境線で面しているのは、東ティモールのティモール島、マレーシアのカリマンタン島(ボルネオ島)、パプアニューギニアのニューギニア島の3国だけである。海を隔てて近接している国は、パラオフィリピンシンガポールオーストラリア。その他、インド領のアンダマン・ニコバル諸島も近くに位置する。

アンダマン・ニコバル諸島:

東南アジア諸国連合(ASEAN)の盟主とされ、アセアン本部もジャカルタにある。その為、2009年以降、アメリカ、中国など50ヶ国あまりのASEAN大使が、ASEAN本部に常駐している。日本も2011(平成23)年に、ジャカルタにASEAN日本政府代表部を開設し、ASEAN大使を常駐させている。

地方政府(2013年時点)は、1首都特別州(ジャカルタ)、4特別州(アチェ、ジョグジャカルタ、西パプア、パプア)、29州が設置されている。その下(2006年時点)に、349県・91市が置かれている。 これらは、4区域に大別され、地区名と地区内主要都市は、 @「スマトラ島区域」: アチェ、北スマトラ、西スマトラ、リアウ、リアウ群島、ベンクル、ジャンビ、南スマトラ、ランプン、バンカ=ブリトゥン。 A「ジャワ島〜ティモール島区域」: ジャカルタ、ジョグジャカルタ、バンテン、西ジャワ、中部ジャワ(スマラン = セマラン)、東ジャワ(スラバヤ)、バリ(デンパサール)、西ヌサトゥンガラ、東部ヌサ・トゥンガラ。 B「カリマンタン島区域」: 西カリマンタン、中カリマンタン、東カリマンタン(バリクパパン)、南カリマンタン、北カリマンタン。 C「スラウェシ島〜パプア地域」: 西スラウェシ、南東スラウェシ、中スラウェシ、南スラウェシ、ゴロンタロ、北スラウェシ、マルク、北マルク、西パプア、パプア。

インドネシアとその周辺では、ユーラシアプレートやオーストラリアプレート、太平洋プレート、フィリピン海プレートなどがせめぎあっており、環太平洋火山帯(環太平洋造山帯)の一部を構成している。その為、全土に無数と言っていい数の火山がある火山大国である。1883のクラカタウ大噴火に代表されるように古くから住民を脅かすと共に土壌の肥沃化に役立ってきた。

過去300年間に噴火により15万人の死者を出しており、この数は世界最多とされる。スマトラ島のクリンチ火山(3805b)、ジャワ島のスメル山(3676b)は、世界で最も活動している火山である。また、地震も多く2004年の「スマトラ島沖地震」と2006年の「ジャワ島中部地震」は甚大な被害を与えた。スマトラ島とジャワ島は、約60,000年前は陸続きであったが、11,000年前の大噴火で、スンダ海峡ができて分離した。これらの島々のすべてが北回帰線と南回帰線の間に位置しており、熱帯気候である。

インドネシアの先史時代は、様々な出土品から石器時代と金属器時代の二つに大きく分けることができる。後にインドネシアとなる地域に住んでいたマレー系の人々は、紀元前1世紀頃から来航するインド商人の影響を受けてヒンドゥー教文化を取り入れ、5世紀頃から王国を建国していった。諸王国はインドと中国をつなぐ中継貿易の拠点として栄え、シュリーヴィジャヤ王国、クディリ王国、シンガサリ王国、マジャパヒト王国などの大国が興亡した。

7世紀後半に、仏教国の「スリヴィジャヤ王国」や「マタラム王国」等の強国がジャワやスマトラに現れた。12世紀以降はムスリム商人がもたらしたイスラム教が広まり、人々のイスラム化が進んだ。ヒンズー教を残した最後の重要な王国は、13世紀に創建された「マジャパイト」である。イスラム教が14世紀に各諸島に大きく広がり、15世紀にはマジャパイトを「バリ島」に退却させた。

1511年、ポルトガルが支配。次いでオランダが侵入。1619年、オランダが「ジャカルタ」を制圧。オランダ東インド会社がここに本拠を置き、香辛料貿易を支配しジャワ島を支配下におき勢力を拡大。20世紀初期には、全諸島を支配した。

1928年、「スカルノ」らにより「インドネシア国民党」が結成され、独立を呼びかけた。第二次世界大戦中の1942年には、日本軍が諸島を占領。日本軍政による強制労働で多くの国民が死に、天然資源、食糧が搾取され農業生産が低下、飢饉により餓死者が多数の出た。

1945年の日本軍降伏の2日後には、スカルノがインドネシア独立を宣言したが、再植民地化をねらうオランダとの戦闘が始まった。インドネシア軍の抵抗と国際世論の非難により、オランダは植民地化をあきらめ、1949年にインドネシアの独立に合意し、翌年スカルノが初代大統領に就任した。

議会制民主主義の期間の後、1957年、スカルノは議会を廃止し、戒厳令を宣して、独裁政治を開始した。1958年、反対派によりスマトラやスラウェシで反乱が起こったが、スカルノは国際的非難も無視し国連を脱退した。

1965年、軍部共産主義グループによるクーデターが起き、陸軍戦略予備隊司令官だった「スハルト」がこれを鎮圧した。この有名な「9・30事件」により、スカルノは失脚しスハルトが実権を掌握し1968年大統領に就任。スハルトは、西側諸国の投資や援助を求め、インドネシア経済を急速に成長させたが、1975年の「東ティモール」への度重なる侵略と1976年の併合、1991年の東ティモールの「ディリ」での虐殺、政権主流派の経済利権の独占など、独裁政権による多くの問題も起こした。

1997年のアジア通貨危機に端を発するインドネシア経済崩壊のなか、1998年5月にジャカルタ暴動が勃発し、スハルト政権は崩壊し、副大統領だった「ユスフ・ハビビ」が大統領に就任し、民主化・分権化の諸案を実行した。政党の結成も自由化され、1999年6月に総選挙が実施され、インドネシアは民主化の時代を迎えた。

その結果、同年10月、インドネシア最大のイスラーム系団体ナフダトゥル・ウラマーの元議長「アブドゥルラフマン・ワヒド」が第4代大統領に就任したが、2001年7月議会の信任を失って解任された。代わって、闘争民主党のメガワティ政権が発足した。

その後、2004年4月には同国初の直接選挙が行われ「スシロ・バンバン・ユドヨノ」が第6代大統領に就任し、2009年の選挙でも60%の得票を得て再選された。2014年7月の選挙では、闘争民主党の「ジョコ・ウィドド」が当選し、第7代大統領に就任。

インドネシアには、ユネスコの世界遺産に登録された文化遺産が3件、自然遺産が4件存在する。世界遺産登録名称と登録年は、

◎『文化遺産』: ◆「ボロブドゥル寺院遺跡群」: 1991年に登録。ジョグジャカルタの北西約42`に立地する。遺跡総面積はおよそ1.5万平方b。シャイレーンドラ朝の780年頃から792年頃に完成し、その後増築されている。寺内部空間を持たない寺院が特徴である。 ◆「プランバナン寺院群」: 1991年に登録。寺院群のうち中心的存在であるプラバナン寺院は古マタラム王国のバリトゥン王(在位898年〜910年)による建立と言われる。ヒンドゥー教の遺跡としてはインドネシア最大級で、仏教遺跡のボロブドゥール寺院遺跡群と共にジャワの建築の最高傑作の一つとされる。 ◆「サンギラン初期人類遺跡」: 1996年に登録。ホモ・エレクトス・エレクトス(ジャワ原人)の骨や跡などが発掘されており、考古学的に非常に重要な場所である。 ◆「バリ州の文化的景観: トリヒタカラナの精神を象徴するスバックの水利システム」: バリ島の伝統的な水利組合であるスバックによって長い間維持されてきたバリ州に残る文化的景観が2012年に登録。

◎『自然遺産』: ◆「ウジュン・クロン国立公園」: 絶滅が危惧されているジャワサイやバンテン(野生牛)、カニクイザル、インドクジャクなどの生息地として、1991年にクラカタウ諸島自然保護区と共に登録。 ◆「コモド国立公園」: 小スンダ列島に位置し主要な3島のコモド島、リンチャ島、パダール島を含む、173.5平方`の面積を有する公園で、世界最大のトカゲであるコモドオオトカゲが棲息していることで有名である。また、イルカやウミガメなどの他の希少生物も棲息している。1991年に登録。 ※≪「コモドオオトカゲ」は肉食性で、普段は大人しいとされるが時に人間の様な大型哺乳動物を襲うこともある。西洋人が1911年に発見した時は、恐竜の生き残りと思われた。≫ ◆「ロレンツ国立公園」: ニューギニア島西部パプア州に位置し近年公園近くの鉱物資源が注目され開発が始まった為、警告の意味を込めて1999年に世界遺産登録した事で、地域の自然が守られることになった。 ◆「スマトラの熱帯雨林遺産」: ここでしか見られない種等を抱える非常に大きな国立公園群で、2004年に自然遺産に登録され、2011年に危機遺産に登録された。

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2017年02月16日 | 仕向地ミニ情報 | アジア一覧

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