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イタリア (ITALY)

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イタリア (ITALY) : 

公式国名、イタリア共和国(Italian Republic)。ヨーロッパ大陸南部、イタリア半島およびシチリア、サルデーニャ島などからなる共和国。面積、301,230平方`(日本の80%)。人口(2008年)、5,987万人。人口密度、193人/平方`。人種、イタリア人98%。言語、イタリア語(公用語)。宗教、カトリックが大半、ほかプロテスタント、ユダヤ教、イスラム教など。本土北部のアルプス山脈で、フランススイスオーストリアスロベニアと国境を接し、南西のシチリア島の対岸にチュニジアが、南には旧植民地のリビアが存在する。首都、ローマ

北部はアルプス山脈、半島部はアペニン山脈が縦走し、南半分は火山帯にまたがり、ベスビオ山ストロンボリ山エトナ山等の火山がある。平野部は国土の約20%で、ポー川流域のロンバルディア平原アルノ川流域のトスカナ平野など。北部は大陸性気候に近く、南下するにつれて温暖乾燥の地中海性気候になる。アルプスが自然防壁となり全般に温暖。

ローマ帝国時代前から地中海海域の海運の要所として重要な地であった事もあり、海運が古くから盛んである。現在も地中海クルーズの拠点とされる事も多く、有名な港としては「ナポリ」や「ヴェネツィア」、「ジェノヴァ」、「ブリンディジ」等がある。

地方行政区分は、20の州(regione)で構成されている。各州の下に、県(provincia)があり全体で110ある。各県には更に、市(コムーネ=comune)が存在する。ローマには、ローマのムニチーピオが存在する。ヴァッレ・ダオスタ州は州と県が同じだが、他の19州は州都と県庁所在市の名前が同一であり、州と首都及び他の主要都市は、 @ピエモンテ州: トリノ ・アスティ ・アレッサンドリア ・ヴェルチェッリ ・クーネオ ・ビエッラ、 Aヴァッレ・ダオスタ州(特別自治州): アオスタ、 Bリグーリア州: ジェノヴァ ・インペリア ・サヴォナ ・ラ・スペツィア、 Cロンバルディア州: ミラノ ・マントヴァ ・ヴァレーゼ ・ローディ ・コモ ・パヴィーア ・ブレシア ・クレモナ ・ソンドリオ ・レッコ ・ベルガモ、 Dトレンティーノ=アルト・アディジェ州(特別自治州): ・トレント ・ボルツァーノ、 Eヴェネト州: ヴェネツィア ・ヴェローナ ・パドヴァ ・ビチェンツァ ・トレヴィーゾ ・ロヴィーゴ、 Fフリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州(特別自治州): トリエステ、 Gエミリア=ロマーニャ州: ボローニャ ・パルマ ・フェラーラ ・ピアチェンツァ ・フォルリ ・モデナ ・ラヴェンナ ・リミニ ・レッジョ・エミリア、 Hトスカーナ州: フィレンツェ ・アレッツォ ・グロッセー ・シエーナ ・ピサ ・ピストーイア ・プラート ・マッサ ・リヴォルノ ・ルッカ、 Iウンブリア州: ペルージャ、 Jマルケ州: アンコーナ ・ペーザロ・エ・ウルビーノ ・マチェラータ ・アスコリ・ピチェノ、 Kラツィオ州: ローマ ・ラティーナ ・フロジノーネ ・リエーティ ・ヴィテルボ、 Lアブルッツォ州: ラクイラ ・テラモ = テーラモ ・ぺスカラ = ペスカーラ ・キエティ = キエーティ、 Mモリーゼ州: カンポバッソ、 Nカンパニア州: ナポリ ・アヴェッリーノ ・カゼルタ ・サレルノ ・ベネヴェント、 Oプッリャ州: バーリ、 Pバジリカータ州: ポテンツァ、 Qカラブリア州: カタンザーロ、 Rシチリア州(特別自治州): パレルモ ・カターニア ・メッシーナ ・アグリジェント ・エンナ ・カルタニッセッタ ・シラクサ=シラクーザ ・トラパニ=トラバーニ ・ラグザ=ラグーザ、 Sサルデーニャ州(特別自治州): カリャリ

北部は先進的工業地帯、南部は零細農業地帯。国土の約50%が耕地で・人、小麦、米、麻、果樹を栽培し、北部では酪農も盛ん。ワインの生産量は世界一である。鉱物資源は少ないが天然ガスが産出される。工業は、鉄鋼、自動車、機械、衣料などが発達し、世界的な大企業も多い。古代ローマ遺跡やルネサンスの芸術を擁する為、観光産業も重要。

2010年のイタリアのGDPは世界第7位である。第二次世界大戦前は農業国だったが、戦後は北部に多様な産業基盤が整備され、国の経済発展に大いに貢献している。現在のイタリア経済は民間企業を基盤としているが、以前は電力、ガスなど石油工業や交通輸送、電信電話をはじめ多くの商社やメーカーに対して国家が支配権をにぎっていた。だが、1990年代半ばに多くの企業が政府の管理からはなれ民間企業へと転換した。

1958〜1963年にかけて目覚しい経済発展を遂げ「奇跡の経済」と名付けられた。1980年代初頭にはバブルを経験したが、ECの牽引役を担う存在で、一時期はイギリスを抜き世界第5位となった事もあった。

ギリシア時代から都市国家が成立。紀元前509年にローマ人貴族がエトルリア人の王を追放し共和制開始。「サムニウム戦争」(紀元前343〜紀元前290年)等により紀元前272年にイタリア半島を制圧。フェニキア人の植民国家カルタゴとの戦争「ポエニ戦争」(紀元前264〜紀元前146年)によりシチリア島を獲得。地中海の覇権を握る。

その後もローマ帝国の中心地域として栄えたが、395年に帝国の統治機構及び皇帝位を東西に分割し、イタリアが所属する西ローマ帝国は476年に滅びる。西ローマ帝国を滅ぼした「オドアケル」がイタリア王となり、これが国号としてのイタリアの走りとなった。

493年にはオドアケルが滅ぼされ東ゴート王国が成立、更に553年には東ローマ帝国が全土を掌握し、80年ぶりにローマ帝国領として奪還された。しかし、ランゴバルド人の侵入により、ローマのイタリアに対する支配力は大きく低下。8世紀には、東ローマ帝国の勢力はイタリア半島の南端部にまで後退した。

その後は南端部の東ローマ帝国、シチリア島のイスラム教徒、ローマを中心としたローマ教皇領、北部には神聖ローマ皇帝といった勢力が割拠した。この他多数の都市国家が発展、11世紀になると東ローマに代わりノルマン人が侵入した。これらの中にはイタリアの統一を試みる者もいたが、ローマ教皇庁の思惑もあって分裂状態が続く。

18世紀末にイタリアに侵攻したフランス「ナポレオン・ボナパルト」はイタリア全土を手中に納めた。その後、1861年2月に、サルデーニャ王「ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世」が統一に成功し、1861年3月にイタリア王国を樹立した。1873年に日本の「岩倉使節団」がイタリアのフィレンツェ、ローマ、ヴェネツィアを歴訪しており、当時の様子が「米欧回覧実記」に一部イラスト付きで詳しく記されている。

1922年には、ファシスト党の「ベニート・ムッソリーニ」が首相となり、権力の集中を進め、1929年にはローマ教皇庁との間に「ラテラノ条約」を結んだ。ムッソリーニと「ヴィットーリオ・エマヌエーレ3世」国王の指導の下、政治経済の回復に成功し各国からの称賛を得たものの、その後1935年にはエチオピアを再度植民地化すべく「第二次エチオピア戦争」勃発させ侵攻するなど拡張政策を取る。

1936年には日本・ドイツと相次いで同盟関係を結び、1939年9月に勃発した第二次世界大戦には、1940年6月に枢軸国の一員として参戦するものの、1943年には敗色が濃い中ムッソリーニが失脚し連合国側に鞍替え参戦する。しかし同時に、逃亡したムッソリーニを首班としたドイツの傀儡政権であるサロ政権が北イタリアを支配する状況になる。1945年5月にドイツが敗北し同政権は崩壊した。

大戦終結後の1946年6月に行なわれた共和制への移行を問う国民投票では、共産党等の左派の影響を受け、僅差で共和制移行が決定し、君主制は廃止され、現在のイタリア共和国が成立した。1948年に、初代大統領に「エンリコ・デ・ニコラ」が就任。

その後の冷戦では、社会主義勢力の影響を受けながらも、アメリカ合衆国や西ドイツ等と共に西側諸国の1国として東側諸国と対峙した。主要国首脳会議の参加国であり、現在も政治や経済だけでなく、文化的な側面においても世界的に重要な位置を占める。

「イタリア」の風景はこちら

ユネスコの世界遺産に登録された文化遺産が43件、自然遺産が4件存在する。それらの登録名と登録年は、 

◎『文化遺産』: ◆ヴァルカモニカの岩絵群(1979年)、◆ローマ歴史地区、教皇領とサン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂 (1980年登録、1990拡張登録)、◆レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会とドメニコ会修道院 (1980年)、◆フィレンツェ歴史地区(1982年)、◆ヴェネツィアとその潟(1987年)、◆ピサのドゥオモ広場(1987年)、◆サン・ジミニャーノ歴史地区(1990年)、◆マテーラの洞窟住居と岩窟教会公園(1993年)、◆ヴィチェンツァ市街とヴェネト地方のパッラーディオのヴィッラ(1994年登録、1996年拡張登録)、◆シエーナ歴史地区(1995年)、◆ナポリ歴史地区(1995年)、◆クレスピ・ダッダ(1995年)、◆フェッラーラ:ルネサンス期の市街とポー川デルタ地帯(1995年登録、1997年拡張登録)、◆カステル・デル・モンテ(デル・モンテ城)(1996年)、◆アルベロベッロのトゥルッリ(1996年)、◆ラヴェンナの初期キリスト教建築物群(1996年)、◆ピエンツァ市街の歴史地区(1996年)、◆カゼルタの18世紀の王宮と公園、ヴァンヴィテッリの水道橋とサン・レウチョ邸宅群(1997年)、◆サヴォイア王家の王宮群(1997年)、◆パドヴァの植物園(オルト・ボタニコ)(1997年)、◆ポルトヴェーネレ、チンクエ・テッレと小島群(1997年)・パルマリア島ティーノ島ティネット島、◆モデナの大聖堂、市民の塔、グランデ広場(1997年)、◆ポンペイ、エルコラーノおよびトッレ・アヌンツィアータの遺跡地域(1997年)、◆アマルフィ海岸(1997年)、◆アグリジェントの遺跡地域(1997年)、◆ヴィッラ・ロマーナ・デル・カサーレ(1997年)、◆スー・ヌラージ・ディ・バルーミニ(1997年)、◆アクイレイアの遺跡地域と総大司教座聖堂のバシリカ(1998年)、◆ウルビーノ歴史地区(1998年)、◆パエストゥムとヴェーリアの考古遺跡群やパドゥーラのカルトゥジオ修道院を含むチレントおよびヴァッロ・ディ・ディアーノ国立公園 (1998年)、◆ヴィッラ・アドリアーナ(ハドリアヌス帝の別荘)(1999年)、◆ヴェローナ市街(2000年)、◆アッシジ、フランチェスコ聖堂と関連修道施設群(2000年)、◆ティヴォリのエステ家別荘(2001年)、◆ヴァル・ディ・ノートの後期バロック様式の町々(シチリア島南東部)(2002年)、◆ピエモンテ州とロンバルディア州のサクリ・モンティ(2003年)、◆ヴァル・ドルチャ(2004年)、◆チェルヴェーテリとタルクイーニアのエトルリア墓地遺跡群(2004年)、◆シラクーザとパンターリカの岩壁墓地遺跡(2005年)、◆ジェノヴァのレ・ストラーデ・ヌオーヴェとパラッツィ・デイ・ロッリ制度(2006年)、◆マントヴァとサッビオネータ(2008年)、◆レーティシュ鉄道アルブラ線・ベルニナ線と周辺の景観(2008年)、◆イタリアのロンゴバルド族:権勢の足跡 (568-774年)(2011年)、◆アルプス山脈周辺の先史時代の杭上住居群(2011年)。 

◎『自然遺産』: ◆エオリア諸島(2000年)、◆ドロミーティ(2009年)、◆サン・ジョルジョ山(2003年登録、イタリア国内に2010年拡大)、◆エトナ山(2013年)である。

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2017年01月17日 | 仕向地ミニ情報 | ヨーロッパ一覧

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