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ベルギー(BELGIUM)

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ベルギー(BELGIUM): 

公式国名、ベルギー王国(Kingdom of Belgium)。ヨーロッパ西北部にある立憲君主国。面積、30,528平方`(九州の80%)。人口(2012年)、11,116,242人。人口密度、364人/平方`。2008年の調査結果が、10,647,000人であったので順調に増加している。人種、オランダ系フラマン人57%、フランス系ワロン人32%、ドイツ人。言語、オランダ語、仏語、ドイツ語。宗教、カトリック75%、プロテスタント25%。1831年7月オランダより独立。首都は、ブリュッセル(ブラッセル)

北西は北海に臨み、北にオランダ、東にドイツ、南東にルクセンブルク、南西にフランスと国境を接している。一般的に北部のフランデレン地域は平野が広がっているのに対し、南部のワロン地域はアルデンヌ高地を中心に丘陵地帯が多い。

北部は豊かな土壌が広がり、野菜や果実等の都市近郊型農業や、農耕飼料を必要とする養豚・養鶏業等が営まれているのに対し、南部はアルデンヌ高地を中心に冷涼な気候で、酸性土壌も多く、肉牛、乳牛等の放牧による畜産業や、ビート栽培等が主流である。最高地点は東部ドイツ国境付近のボトランジュで、海抜693bに達している。

気候は、温帯に属する。暖流の北大西洋海流(メキシコ湾流)の影響で夏は冷涼で、晴天の続く夏期でも最高気温が20℃を上回ることは多くない。冬は温暖な西岸海洋性の温帯気候である。冬は霧が多く晴天は少ない。内陸部の冬は積雪が多く厳しい。

面積の小さな国だが、内陸になるほど、夏の気温が上がり、冬期は寒くなる大陸性気候の特徴が現れ、降水量の年変動が大きくなる。年間降水量は750〜1,000_、年平均降水量は823_で、季節による変動は少ないが、最も雨の多いのは11月で79.5_、最も雨が少ないのは2月で53.1_である。

首都ブリュッセル (ブリュッセル首都圏地域内のイクル、北緯50度42分、東経4度21分、標高100b)の年平均気温は10.2℃、最寒月は1月(平均気温3.1℃)、最暖月は7月(同17.9℃)。相対湿度の年平均値は81.6%(40年平均値)、最も湿潤なのは12月 (88.4%)、最も乾燥しているのは5月 (75.2%)。年平均降水量は823.0_、最も雨の多いのは11月 (79.5_)、最も雨が少ないのは2月 (53.1_) である。

1993年の憲法改正により連邦制に移行した。連邦は、ブリュッセル首都圏地域、フランデレン地域、ワロン地域の3つの地域と、フラマン語共同体、フランス語共同体、ドイツ語共同体の3つの言語共同体の2層、計6つの組織で構成される。そして、フランデレン地域とワロン地域の2つの地域は、それぞれ5つの州に分かれている。

人口順の主要都市の都市・人口・州は、@ブリュッセル(1,004,900)、Aアントワープ(461,496)アントワープ州、Bヘント(233,120)オースト=フランデレン州、Cシャルルロワ(201,456)エノー州、Dリエージュ(187,086)リエージュ州、Eブルッヘ(117,224)ウェスト=フランデレン州、Fナミュール(107,178)ナミュール州、Gモンス(91,221)エノー州、Hルーヴェン(90,706)フラームス=ブラバント州、Iメヘレン(80,809)アントワープ州

北海に面し、北部はフランドル平原が広がり集約農業、南下するにつれ標高が増し南東部では丘陵性で平均標高500bのアルデンヌ高原となり豊富な石炭による工業が発達している。平野部は北海に面し小川と運河による水路が発達している。北海岸には砂丘列があり、海面下の低湿地もみられる。

1人当たりのGDPが世界最高クラスであり、製造業を中心に豊かな資本力を誇るが、小国であるため貿易への依存傾向が強く、経済が安定しているとまでは言い切れない。1990年代は、上昇傾向にあったが、21世紀に入って停滞状態になった。物価は低水準安定で、景気に左右されない。失業率は概して高いが、工業・サービス業が発達した北部のフランデレン地域と、石炭・鉄鋼業が衰退した南部のワロン地域では失業率が高く2倍以上の開きがある。

日本では、チョコレートやベルギーワッフル等、加工菓子の産地として知られているが、ルーヴェンにある世界最大のビール会社である「アンハイザー・ブッシュ・インベブ」や化学会社の「ソルベー」等も有名である。バブル崩壊により多くの銀行が撤退したが、確かな技術力を持つ企業が多い事と、コーディネーションセンターに代表される外国企業に対する優遇税制措置が設けられている事、物流拠点としても立地が最適である事、かつ英独仏の主要国に近い事、等から大手自動車メーカー等が欧州統括本社等を置いており、在留届を提出している邦人は6,000人近くに達し、在留日本人の総数は欧州の中でも上位に位置する。

人口規模、面積とも小さい国であるが、中世に起源を持つ繊維産業や石炭の採炭と関連して長くヨーロッパ域内で最も工業の進んだ地域であった。第二次世界大戦以前から鉄鋼業、機械工業、石油化学工業がよく発達したが、石炭産業の斜陽化に従い、1980年代前半まで、長期的な低迷傾向が見られた。その後、EC域内貿易の発展や財政再建によって再び工業が興隆し、石油化学工業、非鉄金属工業、自動車、食品工業を中心とした発展が見られる。工業は輸入原料を加工し、半製品、製品として輸出する加工工業が中核となっている。貿易依存度は輸出87.1%、輸入81.1%に達し、ヨーロッパ域内で最も貿易に依存した経済であるといえる。

主な工業都市は、アントワープ(石油化学工業、工業用ダイヤモンド製造業)、シャルルロワ、リエージュ(製鉄業)、テムス(造船業)、クルトレ、ブルッヘブリュッセル、ヴェルヴィエ、ヘント、マリーヌ(繊維業)、ヴァルサンランベール(クリスタルガラス工業)である。

世界シェアの高い工業製品は、世界第7位のプラスチック(670万d、世界シェア3.3%)、同第8位のスズ(8,900d、2.9%)で、石油化学、非鉄金属、自動車、繊維、食品といった様々な分野においてバランスの取れた発展を見せている。石油化学 軽油(1,246万d、世界シェア1.2%)、重油(760万d、1.3%)、ナフサ(205万d、1.1%)、非鉄金属 亜鉛(26万d、2.6%)、銅(38万d、2.4%)、自動車製造業 自動車(90万台、1.4%)、繊維 毛糸(1.3万d、1.3%)、食品 バター(12万d、1.5%)、ビール(17億g、1.1%)、豚肉(101万d、1.0%)、その他 苛性ソーダ(水酸化ナトリウム、54万d、1.2%)。

石炭採掘の歴史は古く、既に12世紀から採掘が始まっていた。現在でも石炭は埋蔵されているが、品質面で国外の石炭と競争できない為、生産が急速に落ち込み、1973年の採掘量は880万dだったが、2002年時には17万dまで下がっている。社会保障は極めて高い水準にある。欧州連合(EU)本部があり、地理的にもEU諸国の中心で、中継貿易も重要。

ベルギー国内には、ユネスコの世界遺産リストに登録された文化遺産が10件ある。それらの詳細は省略するが、登録名と登録年度は、 ◆『フランドル地方のベギン会修道院群(1998年)』、 ◆『ラ・ルヴィエールとル・ルーにあるサントル運河の4つのリフトとその周辺 (エノー州)(1998年)』、 ◆『ブリュッセルのグラン=プラス(1998年)』、 ◆『ベルギーとフランスの鐘楼群(1999年、2005年拡張)』、 ◆『ブルッヘ歴史地区(2000年)』、 ◆『建築家ヴィクトル・オルタの主な都市邸宅群(ブリュッセル)(2000年)』、 ◆『モンス市スピエンヌの新石器時代の火打石採掘地(2000年)』、 ◆『トゥルネーのノートルダム大聖堂(2000年)』、 ◆『プランタン=モレトゥスの家屋・工房・博物館複合体(2005年)』、 ◆『ストックレー邸(2009年)』である。

「ベルギー」の風景はこちら

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2013年12月31日 | 仕向地ミニ情報 | ヨーロッパ一覧

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